2022年2月の紛争激化直後から幾度も襲われる砲撃のなか、多くの避難者の生活の場となったのが、地下鉄の駅です。暗く寒い閉ざされた空間で、先の見えない不安がつのるなか、人々を救ったのは子どもたちの笑顔でした。
1歳半のアリスを抱えて避難してきた母親のジーナさん。彼女も子どもたちの姿に励まされ、ユニセフのボランティアに加わりました。構内には、ユニセフの保護スペースが開設され、子どもたちが一時でも紛争を忘れられるよう、遊びや勉強の時間が用意されました。
※ユニセフが提供したノートや文房具で
地下鉄構内で勉強するウクライナの子どもたち
世界中のメディアがウクライナ危機に関心を集中させるかげで、20を超える国々で中規模または大規模な紛争が進行しています。中東のイエメン、アフガニスタン、シリア、アフリカのソマリアなど、現地の悲惨な状況に対して報道が少ない国々においても、ユニセフは日々子どもを守る支援を届けています。
破壊されたインフラの復旧、家族と離れ離れになった子どもの保護ー。子どもたちの試練は、紛争が終わってからも続きます。
子どもたちに笑顔が戻る日まで、何年にもわたり根気強い支援が必要です。
公式・非公式の教育環境の整備、教材や通学カバンなどの支援
現地の人々などと協力し、子どもたちを包括的に守る支援拠点を展開
予防接種の実施/栄養不良に陥った子どもの支援/必須ビタミンなどの微量栄養素の配布
安全な水を利用することができるよう給水所の設置や給水車の派遣、浄水剤の提供
ユニセフの支援を待つ世界中の子どもたちのためにー
※ご寄付の金額は任意です。 ※輸送や配布のための費用は含まれません。 ※2023年1月現在の価格。
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